「あんたマジで邪魔。


村田くんと別れないんなら…」


「何してんだよ!!」


何を言われるかと身構えたとき、音楽室のドアが勢いよく開いた。


そこにいたのは俊也ではなく、村瀬だった。


「ヤバ…!」


「早く行こ!」