「戻ろう…」


俊也と会うのは嫌だけど、昼休みが終わる前に帰ろう。


そう思ったとき、腕を掴まれ、音楽室に引き込まれた。


まさか、俊也!?


そう思っていたら、それは全くの見当違いだった。


「あんたいつ別れるわけ。」


そこにいたのは5人くらいの女子。


すぐに分かった。