「おい。」


「…っ!」


「おい。」


あのメールから数日。


私はどうしても俊也と話せず、ずっと避けている。


朝も昼も音楽室には行かないし、バスだって1本早くしてる。


今の私には余裕なんてなく、ただ逃げるのみ。