彼の苦悩



「ん…つめ…たい。」


どれくらい眠っていたのか、私はおでこの冷たさで目を開けた。


そこは見慣れた私の部屋。


だけど、何かが違う。


私以外の誰かがいるような…


「俊也…?」


「あ、起きたか。」


勉強机のイスに座り本を読んでいた俊也。