「ったくあんたは! 40度もあるのに気づかないってどんだけアホなの!」 「…はい。」 車を運転しているお母さんは大層ご立腹なご様子。 それもそのはず。 朝、私は高熱をだしていたにも関わらず気づかなかった。 そしてそのまま玄関先で倒れ、病院に運ばれた。 普通の風邪だったが、昔から私は熱が異常に高い。