彼の苦悩



「楓、じゃんけん。」


「え?」


「お前負け。」


突然始まったじゃんけんに焦ってグーを出してしまった。


当然俊也はパー。


「もう一回!」


負けず嫌いな私はもう一度勝負を挑む。