星になれたら

あてもなく歩き続けて駅前の広場に辿り着いた。





―記憶喪失



最後の兄貴としての記憶が暴行シーンなんて、俺らしいじゃねえか…






(もう、死んでしまおう…)




俺は生きる意味をなくした。