星になれたら

それは異様な光景だった。




いつも二人並んで寝ていた布団に、



楓と…




…叔父






まるでマネキンのように表情のない楓、


微かに膨らみかけた胸には痛々しい痣…




醜い身体を横たえてイビキをかいている叔父…








俺の中で何かが崩れた。