梨奈と話していたら急に後ろから男子の声が聞こえた。 「なしお〜! ハサミ持ってね?」 「ハサミ? あ、あった! はいどうぞ〜」 「お! さーんきゅ」 そこに居たのは、私が駒大に入ってきて初めて見た男子だった 「なになに? ゆかちゃんとのプリクラ〜?」 「うるせぇ〜」 そう言いながら、彼の頬は少し赤くなっていた 私はただ、2人の会話を見ていることしか出来なかった 「誰なんだろう…この格好良い人……」 そんなことを心で思いながら2人のことを見ていた