私のこと信じてよ…。





病院の入り口で、大我が「どうぞ。」と言ってくれたので私は梨奈の後ろに着いて大我の横を通った



「あ、タバコの香り……」


そう、心で思って大我の方を振り返った



「うん? どうした?」



「いや、何でもないよ‼︎」



私はその時大我のことを思い出すことができなかった