「あ〜、ねぇ、南美〜」


「うん? どうした?」


「大我も今日こさっぴーに会いに一緒にお見舞い来るんだけど大丈夫だよね?」


「えっと〜、誰?笑」


「え⁉︎ 大我だよ、大我‼︎‼︎」


「全然分かんないんだけど……」


「たぶん、顔見たら『あ〜』ってなると思うよ。大我は話しやすいし大丈夫だよ‼︎」


「でも、来ちゃってるならしょうがないね」


その時、私は本当に大我のことを思い出せなかった。初めて会ってから4ヶ月も経っていたのだから……