「南美って、何で学校来てるの?」 女子のリーダー格のキラキラした子が私に向かって話しかけてきた。 「学校来ちゃいけないの?」 「私達は来て欲しくないんだけど、 ってか、来たところで…、ねぇ。」 そう言って、周りに同意を求めていた その時の私は気弱で本当に泣きそうだった。強く見せてただけで本当は弱虫なんだ でも、その時私の中の何かが初めて動き出した。