友達以上になりたくて




もうちょっとオブラートに包んで欲しかったかな。
こう、テーブルクロスをひくときみたいに


「意味わかんないっす」

「そりゃ残念」

「ところで何してんの?こんなとこで」


はっ!
そうだ日誌を出しに来たんだった
おのれ、山田くんめ
私の邪魔をしおって!
日誌は渡さんからな!

ギュっと日誌を握り、敵視してみる。


「いや。日誌いらないから早く出してきたら?」

「あ、そう。じゃ!いってくるぜ」


そして私は風のように廊下を走った。
山田くんにキメ顔を残して