強面勘違い年下男と見た目詐欺なアラフォー女

『ああ、緒川くん。

こちらの長谷川さん、覚えているかね?』

イエス アイドゥ

覚えている所じゃない顔です。

『長谷川さんが今度のプロジェクトを

ウチと合同でしたいと直々に

申し出て下さったんだ』

やりやがったなクソ叔父。

『それで長谷川さん付きに

緒川くんと後藤くんを指名してねぇ』

がっでむ!!

『いやぁ緒川さんは前回の仕事ぶりで

とても気の利く方だと解っていますし

気心の知れた人と仕事をする方が

何事もスムーズにいきますしね?』

滋さんが発言した瞬間

ゴォォォォッと部屋の温度が上昇した。

気の所為じゃない。

後藤君の両手は

ミッチミチいって握りしめられている。

く、空気が……