鈍感女?どういう意味だろ?





そんなことを思っていたら







♪♪♪キーンコーンカーンコーン










チャイムがなった。

はぁ、夢の時間とおさらばだ、、、。












「隼斗くん、教科書ありがとね!」








私がそう言うと隼斗くんは

おう、と微笑んで言ってくれた。











私は自分の席を戻して

さっきまでのことを思い返していた。













「えーりーかーちゃんっ!!」











突然私の前の席に現れた人。






水原くん。










「あ!水原くん!」








「恵莉花ちゃんと喋ろうと

思って遊びにきた!」










そう言ってとびっきりの笑顔を

放つ水原くん。









「、、、なんで私??」








私はクエスチョンマークで、

頭がいっぱいだった。










「なんでだろーなぁー。

恵莉花ちゃんが可愛いからじゃん?」











「おい、竜。」









そう言って止めに入ってきたのは

隼斗くん。








今日隼斗くんDAYなの???

ありがたき幸せだよ、、、。










「竜、お前なに企んでんだよ。」









水原くんを睨む隼斗くん。









「すぐそーやってカリカリすんだろー。

俺は何も企んでねーよ。」











水原くんが笑顔でそう言ったけど

目が笑ってない気がして怖かった。












「本郷さん、

そいつ相手にしなくていいから。

竜、ちょっとこい。」










そう言って2人は去って行った。











?????何が起こったの?????








そう思っていると

ニヤニヤした美玲と鈴乃が私の席まで来た。










「これは面白い展開になるかもね。」








「うんうん。恵莉花、

なんかで迷ったらいつでも相談してきなね。」









なんだかすっごい楽しそうな2人。









みんなの考えてることが分からない!

全然私は楽しくない!!!