わたしは2度、あなたに恋をした。




それからあたしはひたすらあおいくんを待ち続けて、
気づけば時刻は7時を過ぎていた。



「はぁ……」


小さなため息がこぼれる。

あたし、いつまで待ってるんだろう。
ここまで待つなんて気持ち悪いよね。
でも、そんな簡単に諦められない。


「お腹すいたぁ…」


あーあ、絶対怜於兄心配してるよね。
一応連絡だけしようかな?


鞄から携帯を出して中を確認すると5件の不在着信。

そのうち1件はお母さんからで残り4件は怜於兄から。



「うわー、やばい」


急いで履歴から怜於兄に電話をかける。


プルル
『架音、今どこにいるんだ!?』