あの日流した君の涙を僕は一生忘れない



なぜ俺が私立中に行ったかは、俺の親の言いつけだった。


俺の親は弁護士だ。


だから俺にも同じ職についてほしいと言ってきた。


でも俺は断ったが、どうしても引き下がってはくれなかった。


俺がやりたいことを見つけるまでは、これで進んでほしいと言われたのだ。


どの道、将来のためには幅を広げた方がいいから、特に言うことはなかったため、この私立中の入学を了承した。