あの日流した君の涙を僕は一生忘れない



「⁉︎」

俺は拍子抜けしてしまった。


今までの女は、俺のことよく知らないのに付き合ってとかいうやつらばっかだったから、思わずこんな反応をしてしまった。


そして俺は、友達ならと思い、了承することにした。

「まぁ、友達くらいなら」

そう言うと女は顔を赤くして喜んでいた。

「本当ですか!嬉しい」

そう言ってペコリとお辞儀して去っていった。