飛行機の出発に間に合うよう、少しだけ急いで荷物をつめる。もともと持っていく予定のものはそんなに多くないし、お財布とケータイと学会の資料さえあれば後は忘れてもどうにかなる。



痛みの残る腰をさすりながら、朝ごはんを用意し、お風呂を沸かし、いつもより慌ただしい朝になった。


新、朝ごはん食べたのかな。

ってかあいつ昨日寝たの何時なんだろ。そして起きたのも何時なんだろ。

ってかわざわざつぎの日仕事ある夜にしなくてもいいじゃん。バカなヤツめ。



.....高校の時の体操服着てたのにあそこまで欲しがるってアイツ変態かよ。



なんだかんだ、起きてから新の事しか考えてなくて笑える。惚れた弱みだ。どうしようもない。







さぁ、今日は東京で思いっきり遊ぶんだ!

出発!