放課後
「琴葉、今日はここ行くぞ」
「ケーキ屋さん?」
「あぁ、美味しいらしい」
「そうなんだ」
あっ、そうだ。
伊織に、猫と一緒写した写真、待ち受けに
していいか、聞くの忘れてた。
「ねぇ、伊織。
前に猫と伊織写した写真あるでしょ。
それを待ち受けにしたいんだけど、駄目かな?」
「うーん、あっ、琴葉、ちょっと」
伊織がスマホを出して、私の肩を抱いて、
「ほら、笑え」
そう言うと、撮った。
そして、その写真を私のスマホに送ると
「これでお揃いの待ち受けだ」
何で、伊織は私の嬉しいことをさらっと
やってしまうんだろう。
「ほら、行くぞ。
ケーキ屋さん、はやく食べたい。」
伊織は、反則だ。
格好いいと思ったら、可愛い所を見せる。
私の心臓は持つんだろうか。
「琴葉、はやくしろよ。
琴葉と食べるの楽しみにしてたんだ、
待ちきれない」
この人は、
どれだけ私の心のダムを
満たし、溢れさせ、決壊させれば、
気がすむんだろうか。
「琴葉、今日はここ行くぞ」
「ケーキ屋さん?」
「あぁ、美味しいらしい」
「そうなんだ」
あっ、そうだ。
伊織に、猫と一緒写した写真、待ち受けに
していいか、聞くの忘れてた。
「ねぇ、伊織。
前に猫と伊織写した写真あるでしょ。
それを待ち受けにしたいんだけど、駄目かな?」
「うーん、あっ、琴葉、ちょっと」
伊織がスマホを出して、私の肩を抱いて、
「ほら、笑え」
そう言うと、撮った。
そして、その写真を私のスマホに送ると
「これでお揃いの待ち受けだ」
何で、伊織は私の嬉しいことをさらっと
やってしまうんだろう。
「ほら、行くぞ。
ケーキ屋さん、はやく食べたい。」
伊織は、反則だ。
格好いいと思ったら、可愛い所を見せる。
私の心臓は持つんだろうか。
「琴葉、はやくしろよ。
琴葉と食べるの楽しみにしてたんだ、
待ちきれない」
この人は、
どれだけ私の心のダムを
満たし、溢れさせ、決壊させれば、
気がすむんだろうか。



