高校に着くと、同じ高校だった
圭佑が私を見つけて声をかけてきた。

圭佑は、小学校の時からの付き合いで仲良しなの。
いや、腐れ縁かな。

「亜樹、今日は遅刻しなかったな!」

なんて言って肩を組んでくる。

「失礼な!!いつまでも遅刻し続けると思ったらおお間違いなんだからね

そう言ってどつく。

「さぁ、どうだか」

なんて言って腕組みする圭佑。
んー!!やっぱムカつくな、コイツ。

「圭佑と、また3年間も一緒とかホント最悪…」

「え、幸せの間違いじゃねーの?」

「もぉ、うるさいな」

ホント、これでクラスまで一緒だったらどうしよう…
はぁぁぁ。
考えただけで疲れるな…