ギィ… その音の方を向くと お隣さんが座っていた。 あの時桜並木を一緒見ていた人と 同一人物とは思えない程 無愛想で、近くに人を寄せ付けない そんな感じの雰囲気を醸し出してる。 「……おはよ」 え? 机に顔を伏せてるからてっきり寝てるのかと思ってたその人は、 「……お、おはよ」 あたしにあいさつをしてきました。