終わりの世界の君と僕







廊下を走り抜けていると、グラウンドで…おとめちゃんがゾンビと必死に闘っているのが見えた。



…おとめちゃんの実力で、一人でゾンビを倒すのは…厳しいだろう。




窓を開け、グラウンドに向かって飛び降りる。


ここは二階だし、まあ…怪我はしないだろう。




「おとめちゃん!!」



狙いを定め、おとめちゃんと対峙していたゾンビの目を潰す。


言葉になっていない叫びを上げて、ゾンビが仰け反った。




「おとめちゃん、大丈夫?!怪我ない?!」

「あい…ちゃん…」



全身ボロボロだし、制服もところどころ破けているけれど、血は出ていない。


…よかった、噛まれてないみたい…