終わりの世界の君と僕






両親がゾンビと化したことも、その両親に襲われたことも、幼かった私にとっては受け入れられないことだった。



そして私は、逃げ出した。


現実を見ることをやめた。






ゾンビなんかじゃない。


あれは、バケモノ。



人間がバケモノになるなんてことはありえない。




だからバケモノは駆逐しなければいけない。






他のみんなは、現実と闘って。


苦しんで、つらい思いをして。





それなのに私は…