「ではせめて治療だけでもさせてください。それならいいですか?」 相変わらず彼女は、震えながら、涙を流しながら…小さく頷いた。 とりあえず止血だけでもしないと… 制服のシャツをちょうどいい長さに破って、母親の肩に巻き付ける。 その間に何匹かバケモノが近づいてきたけれど、全て一発K.O. …こんな感じでいいでしょうか。 「できましたよ」 そう言って、彼女の顔をのぞき込むと_______ 血の涙を、流していた。