終わりの世界の君と僕






「ね、ねえあれって…」



怯えたように私たちの影に隠れるおとめちゃん。


こうやってバケモノと対峙するのももう何度目かになるんですから、そんなに死にそうな顔をしなくてもいいのに。



「…おとめちゃん、攻撃してください」



“死にたくない”

“強くなりたい”

なんて思うなら尚更。




私が言い放つと、おとめちゃんは信じられないようなものでも見るように私を見た。