終わりの世界の君と僕







「ん〜じゃあここはいっちょ…彼女に楽させるためにも俺が一肌脱ぎますかな!」



腕を伸ばしながら軽快にブースへと入るイッキくん。


がんばってくださーい、と声をかけると、こっちを向いてピースしてきた。




たとえ今現在最下位だろうと、私たちには関係ない。





「始めッ!!」




なぜなら、私たちには圧倒的な強さがあるから。





開始五秒も経たないうちに、イッキくんは2発の銃弾を額に、3発の銃弾を目に当てていた。



つまりこの時点で一気に私たちの点数は16pに上がったことになる。



残り30秒を迎えるよりも先に、イッキくんは20発の銃弾を撃ち終え、攻撃へと備えていた。



確かに、早く撃ち終えればそれだけ攻撃を避けることに専念できるから、有利なんだろう。