「エイジくん…なんで避けないの…?!」
これがエイジくんの“いつも通り”なのに、その痛みを知っているおとめちゃんが呆然として呟く。
エイジくんはまるで、ボールなんて当たっていないかのように…当たっても、よろけることもなく…ただひたすらに、撃ち続けていた。
一分が過ぎ、おとめちゃんと合わせて現在のポイントは『-6p』。
他のチームと比べても、断トツの最下位。
「これは困りましたねえ」
他人事のように呟くと、最下位の一因であるおとめちゃんが涙を浮かべながら睨んできた。
そんな睨まれても…事実を言ったまでですし。
おとめちゃんの実力は正直…このチームでずば抜けて低いだろう。
全生徒を母体として考えても、下位10名に入るんじゃないだろうか。


