「あーあ!ばっかみたい!」 んー、と大きく伸びをして、屋上の柵ごしにグラウンドを見下ろす。 そこは、ゾンビで埋め尽くされていた。 きっともうこの世に“人間”なんていないんじゃないだろうか。 おとめちゃんも、きっともう…あの中の一体となって、ふらふらと歩き回っているんだろう。 私が生きていたところで、この世界に希望なんてなかったんだ。