「むくろ君、何だかいい匂いがします」
「風呂上りだからな」
「舐めていいですか」
むくろ君から漂うシャンプーの匂いがワタシのスイッチをオンにした。
「…お前ほんっと気持ち悪いな」
ワタシは気持ちいいです、その軽蔑の眼差しが!!!!
「むっくろくぅ〜ん!ワタシと夜の時間を過ごせて楽しいですか〜?ワタシは嬉しいですよぉ〜!さぁ、今夜は寒いですし温め合いましふぉ、っ!?」
再びクマさんがワタシの顔を覆った。
「それでも抱いとけ」
「あ、はい!!喜んで!」
むくろ君がそうおっしゃるならイチコは喜んでクマさんを抱きしめいたします!!!これはむくろ君の気持ちだと受け止めていいんですかね?!
てか、そうですよね!!これはむくろ君がワタシへ贈るプレゼントってやつですよね!!!!!
「むくろくぅ〜ん、素直にこれがワタシへの日頃の御褒美だって言ってもいいんですよ?ほら、照れなっくは、っ…」
クマさんがワタシのお口に飛び込んできた。
「食え」
むくろ君無茶言わないで下さいよ、ワタシぬいぐるみ食べたことないですよ!?



