待って、待て待て待て!!
今なんか聞こえたよね?!!!
ワタシの動く筋肉はシャットアウトさせる。息を止めて、体が固まる。
足音?後ろからワタシのものではない気配を感じる気がする。暗闇にビビりすぎて正常な判断が出来ないので思い込みかもしれない。
いや、これはワタシを求めるむくろ君かもしれない!よしイチコ振り返ろう!!後ろを見ろ!!!
「…む、むくろく」
……ですよね、誰もいませんでした。
はい、ワタシの思い込みお疲れー。
少しは目が慣れて、見てみるとワタシはちゃんと整備?をされている道を歩いていた事が分かった。
ふぅ…良かった、安心である。
遭難する心配は無さそうだ。
まぁ、遭難する前にむくろ君がワタシを救いに来てくれるはずですからね!!!
さ!むくろ君探しを再開しましょ!!
くるりと視界の方向をかえると、
「っ!?!」
驚きのあまり腰が抜けた、その場にワタシは尻もちをつく。
で、ででで…でた!!!!!!
く、くくく…熊…が、!
ぇ…あ、う…!!!
そう、それは熊。
天国にいるご先祖さま、
イチコもそこへ参ります。



