あ〜あ〜!早くむくろ君を見つけないと湯冷めしちゃうよ!!ワタシは火照ったむくろ君を拝みたいのだ!!!いえ、どんなむくろ君でも拝みたいですけどね!!
ワタシは宿舎を探検するかのように歩き回るけどなかなか見つからない…。
お手洗いの前を通ると、ちょうど女子生徒が出て来た。同じ学年だけど面識なんてないので、ワタシはそのまま通り過ぎようとした…が。
「あ、あなた竜ヶ峰 むくろ君の彼女さんよね?」
「は!はい!そうです!!」
こんな風に言われちゃとまらずにはいられない!むくろ君の彼女!その響きだけで白米を無限におかわりできます!!
3、4人くらいワタシの前へ出てきて、わぁ〜可愛い〜などと口にしている。いや、ワタシ可愛くないんですけど本当すいません、お世辞のお世辞を超える言葉を下さってありがとうございます。
1番、権力を持ってそうな女の子がワタシを見てニッコリ微笑んだ。
「もしかして彼氏さんを探しているのかしら?」
おお!鋭いです!!当たりです!!
「そうです!ワタシはむくろ君を探しています!!」
びしっと敬礼をすると、あはは〜元気いいね〜と聞こえてくる。
「それなら確か外へ出て行ったわよ?ね、みんな?」
「そうそう〜裏の方まわって行ったの見かけたよ〜」
「ほおお!宿舎の裏ですね!教えてくれてありがとうございます!!」
なんと親切な人達だ!ワタシはめいいっぱいの笑顔でお礼を言ってさっそく外のほうへ向かった。
やっとむくろ君にたどりつけます!!
待ってて下さいね!!!愛しのむくろ君!!!



