もっとむくろ君とラブラブいちゃいちゃタイムを過ごしたかったのだけれど、お腹がすいたのでワタシたちは外へ出てきた。
すぐ見える所に同じ班のメンバーがいて美味しそうな匂いがワタシを誘ってくる。
「何あんたら2人仲良くサボってんの美夜もサボりたかったわ」
ワタシたちに気付いた美夜さんは美夜さんらしい言葉を吐く。
「そうなんですよ!ワタシとむくろ君は2人っきりの密室で愛を深めて来ました!うへへっ」
「それは良かったわね」
美夜さんはぼーっと燃える火を目に写しながら心にも無さそうに言った。
も〜!ワタシがリア充してるからって拗ねないでいいのにっ!!!
むくろ君はというと、
トングで真っ赤な炭を掴みこちらへ向けていた。
「え、ええと!む、むむむむむくろ君!?そ、それさっきまでそこで燃えていたものですよね?!というか進行形で燃えてますよね?!」
パキッと音を立てて火の粉はワタシのほうへ飛んでくる。むくろ君はお構い無しにそれをワタシへ近づけてくる。
真顔でやっているもんだからワタシはむくろ君の考えていることが読み取れない。
「あ、ああのですね…えっと、分かりました!むくろ君とワタシの愛がこの燃え盛る炎のように情熱的で濃厚だということを表し、あっ…あっつ!?」
喋ってる途中でワタシの足元に炭は落とされた。全く、待てないせっかちさんなんだからぁ、くふふ。
むくろ君は飽きたのかトングも手放して近くのベンチに腰かけた。
ワタシは一息ついて、トングを使って炭を元の場所にもどす。
ワタシとむくろ君の愛は素手で触れると火傷しちゃいますからね!



