性悪魔王と妄想モンスター(5/19 63P公開)






今日やっと、低く甘く囁くむくろ君の声を聴けた。それだけで幸せだ。



安心した、心細かった。
病院で目が覚めて久々に戻った日常に孤独を感じていた。


もういいや、1週間前の出来事なんてどうでもいい。夢なら夢で幸せなむくろ君との思い出だ。


むくろ君とちゅーできた思い出、ちゅーは想い合う恋人が交わす愛の契り…これは心の中に締まっておこう。


美夜さんに信じて欲しかったけど、もういい。ワタシがちゃんと美夜さんに謝罪をしよう。



「むっ、むくろくぅううんっ!!!」



「口開くな、鼻摘め」



ワタシに息するなと言いたいんですね!!わかります!!!


ぐひひっ、むくろ君にはワタシがちゃんと見えているんですね!素晴らしいです!!


へへへぇ〜っ!!きっと今までにないくらいワタシの表情は緩んでいるであろう。本当に幸せだ。



むくろ君はワタシから手を離すと背を向け歩き出した、ワタシはそれにひょこひょことついていく。