バンテスト魔法書の保持者

あれ?でも、タイタロス家は北大陸の有名な貴族だったような?


リンクスさんがコロシアムの真ん中に立ち、魔法陣が描いた。


『我は力を欲する者なり。友を欲する者なり。
我と共に共存する者、我と共に道を歩む者よ。
我が名はリンクス・タイタロス。
この名を、声を、聞きし精霊に命じる。
精霊よ、今光の道を示し、我と運命を共にする者を此処に‥‥‥〈召喚魔法陣発動〉』


オレンジに近い、茶色の光が辺りに広がる。


リンクスさんは地属性か。


その光は魔法陣に吸収され、それから召喚魔法陣が大きくなった。


そこから現れたのは‥‥‥


「き、恐竜!?」


「珍しいな」


魔法陣から現れたのは、体長1.5メートルほどの恐竜。


あれは確か‥‥‥ステゴサウルスだっけ?


体は全体的に緑色で足は茶色、背中から生えている板のようなものは赤色


恐竜についてはあんまり詳しくない‥‥‥


恐竜

人類がまだなかった時代では大きかったらしいが、今では最大でも3メートルが限度。

知能や魔力はあまりないが、魔力に耐性がある者が多く知能は人間より少し低めと高い。

古い生き物で、絶滅の危機にあるものが多数。

竜の分類であり、魔法がほとんど効かないことからランクは殆どが中級か上級クラス。

恐竜のクラスは魔獣の中でも特殊。


「ランクは?」


コロシアムのモニターには召喚された使い魔のランクが書かれている。


〔リンクス・タイタロス 学園5位 属性 地
召喚 ステゴサウルス  属性 地、風
ランク 中上級   契約 成功〕


初めから随分と珍しいのが出た。


中上級って判定されるってことは、上級か中級かわからないってことか。


まぁ2属性持ちだし仕方ないか。


上級クラスになれば、火属性もつくかもしれない。


リンクスさんは、出て行った場所と逆の出口に向かった。