バンテスト魔法書の保持者

この授業、質を上げるためっていうか、質を確認するための授業だし。


だいたい、魔法の質なんて上げようと思って簡単に上げれない。


魔法の質を上げるなら精霊の勉強しないとダメな気がする。


自分の魔力なんて、自分が1番よくわかることだし‥‥‥


「リューラ」


「な、に?」


「お休み中のところ悪いんだけど、授業に参加してくれない?」


「‥‥‥」


「リューラ、私の授業にいる以上、受けてもらいます。あなたの最高の魔法を見せなさい」


最高の‥‥‥魔法かぁ‥‥‥


うぅ〜ん、眠たい‥‥‥


「リューラ、命令だよ☆」


言葉を聞いた瞬間、私は目を開いた。


契約印が光り、魔力が乱れる。


やらないと何かしら罰がある。


‥‥‥めんどくさい。


「チッ‥‥‥やらせていただきます」


「今舌打ちうった!?」


とりあえず魔法を使えばいいか‥‥‥


目を伏せたまま、精霊に集中する。


先輩達の視線に、嫌な感じがした。


けど、自然とオシレット先輩のそばにいると、
彼の魔力が鮮明に感じ取れ、安心できるものがある。


自分でも驚くほど落ち着いていた。


「〈ライト〉」


何もせず、脱力した状態でそう唱える。


「!?」


部屋いっぱいに光の精霊反応。


精霊達が教室を光で照らすのを感じた。


*********************