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「!?」
気がつけば、また暗く沢山の本がある空間に戻っていた。
「ハァ、ハァ、ハァ、」
「!、リューラ!?」
目の前にいた少女、リューラの身体がグラリと揺れる。
僕はとっさにリューラを抱き抱えた。
「ぅう‥‥‥ハァ、ハァ、」
「リューラ、大丈夫かい?」
額から冷汗が流れ、動機も呼吸も荒い。
記憶のせいか?
それとも、別の何かが‥‥‥
「!?」
突然、後ろから何かによって目を遮られた。
「誰だっ!?」
まとわりつく手を振り払うように、勢いよく後ろを振り向く。
『それはこちらの台詞よ』
そこには、リューラと同じ姿をした何かが佇んでいた。
表現するならそう、光がリューラの形をしている様。
冷たい瞳で僕を見ている。
「お前は‥‥‥何だ?」
リューラを無意識に強く抱き込む。
本能がこの存在に恐怖する。
『私はリューラのモノ。あなたこそ、どうしてここにいるの?』
「リューラが僕を呼んでくれたんだ。リューラに信頼されてる者、かな」
何かに向かって微笑みを浮かべる。
刹那的‥‥‥
「カ、ハッ、‥‥‥!!」
「グッ!」


