バンテスト魔法書の保持者


バチバチとお互いに大魔法を放ち、光と闇の雷が交差する。


子猫ちゃん、君は本当に‥‥‥面白い!


「「あああぁ!!! 」」


魔法陣に魔力を更に込める。


押し切る!


パリンッと、コロシアムの結界が壊れる音がした。


魔法の衝撃に耐えきれなかったのだろう。


それでも魔法は止めない。


勝つのは、僕!


「〈無に返す光・終焉のレクイエム〉」


「「!?」」


突然、眩い光がどこからか現れ、展開していた魔法陣が一瞬にして消えた。


「〈ライトニング・ハイサンダーボルト〉」


それとほぼ同時に、頭上に魔法反応。


見上げると魔法陣が空中に描かれていた。


「ッ〈ホーリーバリア〉」


魔法陣から落雷が落ちてき、何とかバリアで防ぐ。


なんて威力‥‥‥


魔力を使いすぎて、少しめまいがする。


地面に足をつき、そのまま膝をついた。


「あ"あぁぁ!!」


耳を塞ぎたくなるようや悲鳴が聞こえ、ハッと顔を上げる。


そこには、僕と同じ落雷を落とされている子猫ちゃんの姿。


バリアに込めた魔力が少なかったのか、僕とは違い雷に撃たれていた。


「なっ!?子猫ちゃんっ!」


そろらく直撃。


雷が収まると、空中にいる子猫ちゃんの身体が大きくよろめく。


身体にかかっていた魔法が消え、地面に落ちていく。