バンテスト魔法書の保持者

ロレントがオシレット先輩の斜め上から水を纏って突進してくる。


「剣輪・結界」


剣輪を5本使い、剣で五角形を作る。


そしてその五角形内は氷のバリアとなった。


ロレントは結界に突進したが、冷気を宿す炎によって水が凍っていく。


「クッ、ロレント、戻れ!」


オシレット先輩がそう言うと、ロレントは姿を消した。


‥‥‥よし。


最後の1本の剣。


糸はもう切らなくても大丈夫。


その剣をライアンに向かって振るう。


「何!?」


ライアンの驚く声が聞こえた。


剣3本でライアンと戦いながら、オシレット先輩とも斬り合う。


ギンっ!ギン!キン!ギン!


「ははっ、子猫ちゃん、君は本当に面白いね」


「まだ、笑える?余裕?」


「そんなわけ、ないでしょ!シンルス君とフュージョンしてるから、子猫ちゃんの剣、
さっきより重いし、速い、よっと!」


ガキン!


剣を弾きあい、後ろにお互い引く。


「っ!?」


ライアンが向かってくるのを感じ、すぐに後ろを振り向く。


そしてすぐさま、さっきの剣輪の結界で防ぐ。


それだけで十分だったのだろう。


ザワッ


鳥肌がたった。


空気が震えるのがわかった。