バンテスト魔法書の保持者




カウントダウンが始まった。



相手の魔術装備は、槍。



勢いで受けちゃったけど‥‥‥



多分、勝てる。



いや‥‥‥‥勝つ!

START


合図と共に、床を蹴ってリルさんに向かう。


リルさんは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに魔法を撃ってくる。


「〈フリージングランス〉」


その言葉だけで、リルさんの近くには5本の氷の槍が出現した。


「ゆけ!」


5本はちょっと避けきれない‥‥‥‥


「風の精霊よ、かの者を切り裂く刃となって敵を切り裂け〈ウィンドカッター〉」


槍の内3本を切り裂いて壊す。


2本は回避し、リルさんの目の前まで迫った。


「なっ!」


「はっ」


驚いた阿呆面を頂戴し、そのまま阿呆面に回し蹴りを食らわす。


ただの打撃を魔法で防ぐ発想も時間もなく、蹴りはリルさんの顔に直撃した。


吹っ飛んで床に倒れ込むリルさん。


この人には言いたい放題言われた。


だから少し、痛い目見てもらう。


「‥‥‥アホ面」


「はぁ!?」


「綺麗な顔、なのにね?残念」


バカにするように見下して、リルさんを煽る。