バンテスト魔法書の保持者

うん、それにしても可愛い。


いやうん、本当に可愛い。


猫に大鷲にリス。


‥‥‥‥グッジョブ!


「リューラさん」


「?」


「リューラの使い魔君も紹介してほしいんだけど」


「種類、魔狼。名はシンルス。属性、水で上級クラス。人馴れしてないから、馴れるまで少し失礼がある、と思う」


「シンルス君ね。よろしく」


「よろしくお願いします~」


シンルスは、ルシータとランナに話しかけられて私の背中に来る。


まぁ身体が大きいから隠れれてないけど。


接し方がわからないって感じかな。


「シンルス」


『?』


「少しずつ馴れていけばいいから、ね」


シンルスの頭を撫でてやると、気持ちよさそうにすりよる。


うん、シンルスも可愛い。


「リューラちゃーん!」


「!」


大きな声で名前を呼ばれたかと思うと、ルリが手を振りながらやってきた。


隣には‥‥‥!?


「て、天使、よね?」


「え、ええ!?」


「‥‥‥‥」


滑らかな白の肌、赤い唇、そして黒の髪。


姿は子供の少女で、着ている服は白黒、天使の翼の色は‥‥‥黒。


ここにいる全員がルリの隣にいる天使を見て困惑している。


「ルリさん、その子は‥‥‥‥」


「この子は天使のテイマ」


天使‥‥‥人間とはまた別の生き物。


長い寿命に膨大な魔力、そして高い知性を持つ生き物。