箱の中には、ローズクォーツっていう名前の宝石が埋め込まれた、可愛い指輪が入っていた。 それを、私の左の小指に付けながら 「これはまだおもちゃみたいなものだけど。4年後は、本物もって迎えに行くから、待ってろよ。」 涼ちゃんの言葉と、予想もしていなかった嬉しいプレゼントに涙が止まらない。 「ありがとう。涼ちゃん大好き。」 私がちょっと照れながらそう言うと、涼ちゃんも頷いて 「俺も。綾のこと大好きだよ。」 そう言って、抱きしめてくれた。