「綾李ちゃん2組だよね?あの先生って話長いよね、仕方ないよ!ほら、あっち座って話そう?」
先輩が指さした方にあったベンチにビクビクしながら並んで座った。
「綾李ちゃんはさクリスマス祭、やっぱり涼也とまわるの?」
『クリスマス祭』。この学校の一大イベントで、クリスマスイブの夜に学校に集まる、学園祭みたいなイベント。
校舎裏には、大きなクリスマスツリーが飾ってあった。
座って、一言目に先輩が話題にした話は早々に、今までの嫌な予感が確信に変わった。
私はドキドキしながら頷くと、タイミングを見計らったかの様に、先輩がパチンッと指をならした。
その直後、頭上からザバーっと水が降ってきた。


