カラフル

「なぁんだ。昨日、ちょっと喧嘩気味だったくせに、もう仲直りしたんだ。つまらない。」

神崎先輩の低く冷たい声が、昇降口前の人達の足を止める。

足を止める先輩達の視線が痛い。
神崎先輩が私の心を読んだかの様に冷ややかな笑顔を見せた。