「綾李ちゃん?」
わたしが、ため息をついて溢れそうな涙をこらえると、後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。
この声は絶対
「侑星君、、。」
私が泣きそうな目をしていることに気がついたのか、いつもの太陽みたいな笑顔で
「一緒に帰らない?」
って誘ってくれた。
けど、どうしても涼ちゃんのことが気になって首を縦に振ることが出来なかった。
「涼也のことで悩んでるんでしょ?相談乗るよ?」
そう優しく言ってくれたからか、寂しさで空に近かった私にとってはとても嬉しかった。
なんとか首を縦に振ると、侑星君は優しく微笑んで、2人で同じスピードを保ちながら学校の近くの公園に向かった。


