カラフル


それを見ていた侑星君が

「自分の彼女なのに、俺が綾李ちゃんの事助けたから。涼也、彼氏失格って思っているのかも。ごめんね。」

私の隣でそれを早口で言うと、涼ちゃんを追いかけるように走って行ってしまった。