告白ブームはまだ続く。
「リア充が増えるね。あぁー爆発しろ!」
私が叫ぶと瀬乃はそうだね。と笑った。
最近瀬乃が元気が無い。でも、私が口出しする事じゃなかったら…。
でも…親友だし!思い切ってきいてみた。
「あのさ、なんか最近元気ないじゃん?どうしたの?」
少し間が空いて瀬乃が話してくれた。
瀬乃が付き合ってるのは2組の佐藤大嗣だ。佐藤は結構モテる優しい男子だ。
この前佐藤に告ってきた女子が居る。でも、佐藤は彼女が居るからごめん。と断った。
そして、その女子が瀬乃に対して意地悪してくるのだ。
「何それ…サイテー。瀬乃と佐藤の間を壊そうとするなんて。」
私は頭に血が登った。
私はその女子を放課後に呼び出した。
「ちょっとさ、瀬乃の事なんだけど。」と言うと
「あぁーあの佐藤君と付き合ってるって言ういい子ぶってる奴な。」
私はその言葉にカッとなった。
「いい子ぶってる奴じゃねーし。瀬乃の事何も知らないくせにそんな事言うなんてサイテー。
だから振られるんだよ。悔しかったら、瀬乃以上の可愛い子になりゃー良いでしょ?」
彼女はカッとなって、殴ってきた。殴られた衝撃で後ろにコケた。後頭部を打って出血した。
「わ、私は知らないから!アンタが悪いんだからね。」
彼女は走り去っていった。先生がすぐに駆けつけてくれて、病院へ行った。