ビュオー。冷たい風が向かって吹いてくる。
「うわー｡さっむーい｡もう冬なんて嫌い｡」
瀬乃は細い首にチェックのマフラーを巻き付けた。
私は手袋の中にカイロを入れた。
「えー！良いなぁカイロ｡うちも買おっかな｡家に無いんだよねー｡」
「買いなよ！これからもっと寒くなるしさ｡」
「それよりさー｡昨日のＴＶ見た!?ＡＡＡ出てたの！」
「見た見たー｡Kis-My-Ft2出てたしね♡」
瀬乃と仲良く話してると、ある男子が来た。
「あの…横田さん居る？」
また瀬乃狙いの男子か。と思った｡確かに瀬乃は可愛らしくて、女の子らしい。
男女ともに人気だ｡
瀬乃が帰って来るまで席について雑誌を読んでいた。すると、ある子の話を小耳に挟んだ。
「また横田さん呼び出されてたね。」
「もうすぐクリスマスだしねー」
「クリスマス？」
「うん｡クリスマス前とかって告白ブームじゃん。」
「あー。そっか。」
私は不安になった。もしも瀬乃に彼氏が出来たら毎年一緒に過ごしてるクリスマスは
一緒に過ごせない？ううん｡クリスマスだけじゃない。初詣も、お祭りも…｡
そんな事を考えてるうちに瀬乃は帰って来てた。
「佐奈？どうしたー？顔色悪いよ？」
「ううん｡何でもない｡で、さっきの告白だった？」
「うん…」
瀬乃は下を向いた。その頬は少し赤かった。
「振ったの？」
私はドキドキしながら聞いてみた。瀬乃は首をフルフル振った。
「そう…なん…だ｡」
「あ！でもね、心配しなくて良いよ！１番大切なのは佐奈だし、クリスマスは
いつも通り一緒に過ごそうね！」
私はホッとした。
「うわー｡さっむーい｡もう冬なんて嫌い｡」
瀬乃は細い首にチェックのマフラーを巻き付けた。
私は手袋の中にカイロを入れた。
「えー！良いなぁカイロ｡うちも買おっかな｡家に無いんだよねー｡」
「買いなよ！これからもっと寒くなるしさ｡」
「それよりさー｡昨日のＴＶ見た!?ＡＡＡ出てたの！」
「見た見たー｡Kis-My-Ft2出てたしね♡」
瀬乃と仲良く話してると、ある男子が来た。
「あの…横田さん居る？」
また瀬乃狙いの男子か。と思った｡確かに瀬乃は可愛らしくて、女の子らしい。
男女ともに人気だ｡
瀬乃が帰って来るまで席について雑誌を読んでいた。すると、ある子の話を小耳に挟んだ。
「また横田さん呼び出されてたね。」
「もうすぐクリスマスだしねー」
「クリスマス？」
「うん｡クリスマス前とかって告白ブームじゃん。」
「あー。そっか。」
私は不安になった。もしも瀬乃に彼氏が出来たら毎年一緒に過ごしてるクリスマスは
一緒に過ごせない？ううん｡クリスマスだけじゃない。初詣も、お祭りも…｡
そんな事を考えてるうちに瀬乃は帰って来てた。
「佐奈？どうしたー？顔色悪いよ？」
「ううん｡何でもない｡で、さっきの告白だった？」
「うん…」
瀬乃は下を向いた。その頬は少し赤かった。
「振ったの？」
私はドキドキしながら聞いてみた。瀬乃は首をフルフル振った。
「そう…なん…だ｡」
「あ！でもね、心配しなくて良いよ！１番大切なのは佐奈だし、クリスマスは
いつも通り一緒に過ごそうね！」
私はホッとした。
