会社を辞めてから…
松川さんと会わなくなってから1年経った頃、それは突然だった
仕事が終わり、いつものように部屋でくつろいでいたら、携帯が鳴った
誰だろ?と思い画面を見れば
登録されていない番号だった
何も考えず、電話に出れば
それは懐かしい声だった
仕事を辞めることも
実家に帰ることも、何も伝えてなかった
だから怒られたり、責められたりするのかと思ったら、いつもと変わらない松川さんだった
誰に聞いたのか、なんて聞かない
なぜ連絡をしてきたのかも……
松川さんは気を使って、私が住む街には来ない、必ず隣町に宿泊する
出張って言ってるんだろうか……
毎回、同じホテル、同じ部屋だ
ノックをして待てば、ドアが開かれる
「待ってたよ、凛花」
出迎えてくれた松川さん
私が部屋に入るなり、唇を塞がれる
荒々しく、何度も角度を変えて。
たっぷり堪能した後、手を引かれ
ベットへ座らされ、また唇を塞ぐ
器用に松川さんは私のコートや服を脱がしていく

