誰にでも優しい上司に困惑




明るい日差しが顔にかかり
眩しくて目が覚めた



いつもと違う部屋の雰囲気に
一瞬、どこにいるのかわからなくなった

が、昨夜のことを思い出し
大智さんの部屋だと理解し
大智さんに抱かれた事を再認識した



夢ではない
そう思ったら身体が熱くなる



ベットには大智さんの姿は見当たらない
私の服……も、見当たらない
下着だけ、ベットのそばに落ちており
それを付けるが、後は無い
何も着ないわけにはいかず
大智さんのTシャツがあったので
それを着てリビングへ出た



リビングに行くと大智さんがコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた


私に気がつき、いつものように
「おはよう」と言ってくれた



いつもの大智さんだとホッとしている自分と、少しの寂しさを持つ自分がいた



『おはようございます』


そう言ってソファに座ると
夕方、出かけようっと行ってきた


珍しい、と思いながらも承諾する
時計を見れば、12時は過ぎていた

随分な朝寝坊だと思いながらもキッチンへ立とうとしたが


「昼は俺が作る、凛さんに無理をさせたから、そのお詫び」


大智さんは笑いながらも私をキッチンから追い出した